【セミナー案内】オンラインセミナー「学術書のオープンアクセスについて考える」2025/11/6(木)18:30-
2025年11月6日に、研究・イノベーション学会 第40回年次学術大会企画セッション「学術書のオープンアクセスについて考える」(オンライン開催)を共催いたします。 欧米のOA政策の最新動向を紹介するとともに、日本における学術書籍のOA化の現状と課題を整理をし、さらに、研究者・出版社・図書館など、関係者がどのように連携し、持続可能なOAモデルを構築できるかについて議論を深めるものです。ご関心をお持ちの方は是非ご参加ください。
■参加は無料です。(研究・イノベーション学会会員以外、年次大会参加申込者以外の参加も歓迎いたします)。
■事前登録が必要です。https://ws.formzu.net/fgen/S605662031/
(申込期限:2025年11月5日 23:59)
セミナー概要
開催日時:2025年11月6日(木) 18:30-20:00 Zoomによるオンライン開催
参加資格:どなたでも無料で参加いただけます(研究・イノベーション学会会員以外、年次大会参加申込者以外の参加も歓迎いたします)。
申 込:次に必要事項を入力ください。(申込期限:2025年11月5日 23:59)
https://ws.formzu.net/fgen/S605662031/
1.要旨
近年、学術書籍のオープンアクセス(OA)化が国際的に加速している。欧米を中心に、政策的支援や多様なビジネスモデル表1の導入が進み、研究成果の自由な流通とアクセスの拡大が図られている一方で、日本では学術論文に比べて書籍のOA化は依然として課題が多く、特に人文学・社会科学分野においては、出版コストや著作権処理、流通インフラの整備など、複雑な要因が立ちはだかっている。本セッションでは、欧米のOA政策の最新動向を紹介するとともに、日本における学術書籍のOA化の現状と課題を整理する。さらに、研究者・出版社・図書館など、関係者がどのように連携し、持続可能なOAモデルを構築できるかについて議論を深める。
企画者は、学術書のOA化はわが国の、特に日本語による優れた研究成果を世界に届ける重要な活動であると考えている。本セッションが、今後の学術出版のあり方を再考する契機となることを期待する。
2.登壇者
司会
(1) 原田 隆
東京科学大学 情報理工学院 リサーチ・アドミニストレーター(主任URA)
登壇者
(1)天野 絵里子
京都大学総合研究推進本部 リサーチ・アドミニストレーター(上席)/紀要編集者ネットワーク
(2)標葉 隆馬
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 准教授
(3)飯澤 正登実
合同会社Liberality やまなみ書房
(4)髙橋 愛典
近畿大学経営学部 教授/研究・イノベーション学会 大学経営研究懇談会
3.謝辞
主催:研究イノベーション学会「大学経営研究懇談会」
共催:紀要編集者ネットワーク
本セッションは、次のJSPS科研費 基盤研究(C)の助成を受けた研究の成果である。
(1) JP25K15810「日本の<図書館出版>の現状・課題・可能性:ダイヤモンドOA振興に向けた基礎調査」
(2) JP23K02501「大学評価への計量書誌指標の導入のもたらす人文社会科学研究への逆機能性に関する研究」
*お問い合わせは、設楽(京都大学東南アジア地域研究研究所 shitara[at]cseas.kyoto-u.ac.jpまで)

